「犬を飼うことで一番難しいことは？」と聞かれたことがあった。

「さようならだ」と答えた

私が去ったら、クィーンのブライアン・メイとして皆の記憶に残るだろうが、私達の仲間である生き物の扱いをなんとか変えようとした人間として憶えてもらったほうがずっといい ブライアン・メイ（クィーン

 

老犬を引き取ると

一番良い時期に早送りしてもらったみたいだね

 

そりを引いたり、爆弾を捜索するほど強く、

しかし赤ん坊を愛し、

目の不自由な人達を助ける優しさをもつ。

しかもソファの上で人間の膝の上に頭をのせ、

一日中支えのまなざしで傷ついた心を癒してくれる。

そういう存在が必要だなと神は犬を創られた

God Made a Dog

グリフィン（知人の保護犬）

犬が死んだ。寂しい。呼び鈴が鳴っても誰も吠えない。

夜遅く帰ってきても誰も待っていない

捨てるべきだが、犬のものはこれだけしか残っていない

家の中のあちこちに白い毛が残っている

毛はとっておく。野望があるからだ

もしかして、たくさん集めれば、犬をもとに戻せるかもしれない

Lydia Davis

 

犬を安楽死させ悲嘆にくれていた男性が帰り際に獣医からメモを渡されました。そのメモには「あなたがこの子の生を素晴らしいものにしてあげたんだよ」とありました。漫画家Mark Glavin氏がそれにインスピレーションを受けて描いた心を打つ漫画。愛犬家によって今もずっと拡散されています。

 

ペットロスは個人的なものであり、それぞれが乗り越えていかなければならないものですが、生涯の家族であり、友人であるペットを失い悲嘆にくれている人々がたくさんいて、そしてそれを何とかして助けたいと思っている人たちもたくさんいるのだとだとわかれば、悲しみの形は違えども、実は私たちは孤独ではないのかもしれません。